2015年10月7日水曜日

ウラジオストクとユジノサハリンスクに行ってきた。(2)

その1からの、9月の連休前に、成田→ウラジオストク→ユジノサハリンスク→ウラジオストク→成田といってきた話のつづきです。ざっくりと

行ってみて。

去年のGWよりさらにルーブルが下がっててお財布にやさしかった

去年は1ルーブル=3円くらいだったのが、今年は1ルーブル=1.8円くらいだった。
レートが悪い成田空港で換えても1ルーブル=2.5円弱だった。
ただし物価自体は公共交通機関以外は別に安くはないです。ロシアの端っこですからモスクワあたりからシベリア経由で物持ってくるのも大変。


ウラジオストクは近い。飛んでる時間だけなら成田から90分くらい。

ただし、ウラジオストク-ユジノサハリンスクは結構遠い。成田-ウラジオストクとそんなに変わらない。ユジノサハリンスクからだと、距離的にはウラジオストクより仙台、新潟のほうが近い。(ユジノサハリンスクでIngressやってみて、近い順でウラジオストクより先に長岡が出た。)

S7航空の機内食。国内線も国際線も同じだった。

ウラジオストクの空港に写真取ったら怒られそうな飛行機がそれなりにいた。

戦闘機は別の空港なのでいなかったけど、見たことのない軍用プロペラ機とかボロい輸送機とか、いかにもなヘリコプターとか。高麗航空はおらんかったな。


ウラジオストクの空港にいわゆる「両替所」はない。

銀行とキャッシングできるATMはある。ユジノサハリンスクの空港は銀行もない。


ウラジオストクの空港からウラジオストク市内は遠い。

ガイドブックには市内まで電車があると書いているが、運行会社と地方政府が補助金で揉めて撤退したらしく、今は国鉄の電車が1日4本だけ(ただし市内から乗ったら結構お客さん乗ってた)。S7航空の日本からの便には接続せず。
バスはあるけど、ミニバスの時と普通の高速バスのときがあって差が激しい。
タクシーだと2000Rubくらいだったかな?

私は往路は乗り換えだけだったので、近くの町(アルチョーム。札幌に対する千歳みたいな感じ)のホテルへタクシーで行って、翌朝ホテルの車で送ってもらいました。(400ルーブル)。復路は市内までバス、翌朝は電車

ウラジオストク空港

ウラジオストクもユジノサハリンスクも思ってたより都会。

行く前のイメージのウラジオストク → 実際のユジノサハリンスク
行く前のイメージのユジノサハリンスク → 実際のコルサコフ(サハリン側の宗谷海峡に面した港町)
実際のウラジオストク→でかい長崎

ウラジオストク

コルサコフ
ユジノサハリンスク

モータリゼーションがまだなので、ユジノサハリンスク、ウラジオストクともバスがばんばん走っていて町歩きしやすい。

ただし、路線図なんてもんはない。
長距離線は時刻表(というか始発停留所の時間と間隔)があるが割と適当。
料金授受も適当。特に降りるときとか乗るときとか決まってない感がある。上の写真のようなミニバスのときは後ろからお金が回ってきて、運転手に払ったおつりを後ろにリレーとか(一回途中に入った)
ユジノサハリンスクの駅前

大型車は殆ど韓国の中古バス。たまにMANあたりのヨーロッパ系のもいる

サハリンの鉄道は貨物メイン。旅客はほぼ夜行便のみ。ただし山の中まで朝夕片道30分程度で往復する謎の運用がある

山の中で折り返し(先が地震で崩れて運休になって久しいらしい)
朝の便に乗った。ユジノサハリンスクからそれなりのお客さんを乗せて山の中に。周りに何も無いのにそれなりに降りていった.....

ただしウラジオストク、ユジノサハリンスクとも、正直あまり見所がない。

ユジノサハリンスクは1日でも十分かも。旅程の都合上3泊4日になってしまって、のんびり出来たけど。
ウラジオストクも実質は午後半日だけだったけど、まあ楽しめた。

お勧め?

今回はマイルのディスカウントがあったのと、仕事上ロシアのビザを取りに行く時間が作れる立場だっただったので、個人的には満足。来年もディスカウントキャンペーンあれば行くかも。(今度はハバロフスクに行くのと、今回乗れなかったサハリンの昼間の列車乗りたいなと。シベリア鉄道もいいなぁ~)

が、普通に行くとかなり高い(ウラジオストクだとパックツアーでも8万円以上かかる。あと+1,2万出せば、モスクワ・サンクトペテルブルグへのパックツアーもある)ので、まずは、一回モスクワ行ってみて、ロシアも良いと思えるのなら、ロシア極東も是非どうぞ。という感じかな。

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