2015年1月19日月曜日

ANA国際線特典航空券のルールが変わるそうで(1/9改定版)

(2015/3/3 またルール改訂があったので別記事も参照)

ANAの国際線特典航空券のルール改訂で、去年書いた記事 から1/9あたりに若干変更があったので気になった変更点と、それ以外に気になったところを書いてみる。
変更後のルールはこんなかんじ

・自社特典での海外-海外の往復日本国内滞在が可能に
 そのものずばりの書き方ではないのだが、自社特典の海外発は途中降機1回可、他社特典は往路復路いずれかで1回可 という書き方になっている。
 で、ANAの場合は三国間の便は今のところ存在しないので、日本で往復滞在できるという意味なんでしょうな。
JALが海外-海外で往復日本滞在可なので、それに合わせたのかと。
 
・他社特典の周遊ルートのマイル計算方法が(一応)記載
 台北-ソウル-東京-台北の場合、台湾(Zone3)-日本(Zone1-B)なのか、台湾-韓国(Zone2)なのかという件は、必要マイルの高い方に。(この場合は台湾(Zone3)-韓国(Zone2)のマイルになる)
 ただし、この説明だと、A-B-C-Aの場合で、B-Cが最も高くてもA-BもしくはA-Cの必要マイルになる(※)んだが、まあそれは国際線運賃の謎(※※)と共に許容するのか。

※たとえば、日本-韓国-シンガポール-日本の場合、韓国-シンガポールが日本-シンガポールより必要マイルが多いが、ルール上は日本-シンガポールの必要マイルになる。
※※:同一条件でも、A-B-Cの往復がB-Cの往復より安かったり、A-B-AとB-A-Bの値段が違ったりとか、まあ色々。

・香港、マカオ、中国本土が別扱いと明記
以前は同一国扱いで、同一国の途中降機数ルールか何かで引っ掛かったが発券してくれた記憶があるんだが。
※東京-香港-バンコク-上海-東京みたいな取り方をした記憶がある

・自社特典にオセアニアのZoneがない(今飛んでないし)
 噂になっていたANAの羽田-シドニー線就航は当面ないのか、社内データにはあるが公開分はきっちり消しているのか。

・他社特典のアジア-南米の謎のディスカウントがなくなってる
 まあミスだったんでしょう。

で、まだ謎な点はこんな感じ

・A-B(乗換)-C-Aの場合でも、A-B,A-Cの高い方のマイルが必要なのか。
 まあ、普通はA-BがA-Cより高いってのは少ないが、日本発中東経由欧州(※ただしスターアライアンスではエジプト航空のカイロ便が運休中なので、日本-中東の直行便はないが)だと、中東の方が必要マイル数が高いので、常識的なシナリオ的になくはない。
 ただ、乗換の場合は目的地扱いしないってことにすると、東京-シンガポール(乗換)-ソウルでも日本-韓国と同じ必要マイル数になるからなぁ....

・A-B(経由)-C-Aの場合でも、A-B,A-Cの高い方のマイルが必要なのか。
 グアム-ハワイの便でミクロネシアの島を経由する便があるので、この場合は?
 昔と比べて経由便が減ったから、上記の便以外はあんまり影響はないかな。

・アフリカ/中東(Zone8)とその他アジア(Zone4)との境は?
 世界一周航空券とかだと、パキスタンはアジアで、イランから西が中東だが。
 カザフスタンとかの旧ソ連の国々はどっちなんだろうか。

・トルコ、イスラエルは中東(Zone8)?欧州(Zone7)?
 トルコは航空ではヨーロッパ扱いのことが多いが、イスラエルはどっちだったかな...

・モンゴルはどこ?
 まあ中国とおなじZone3だろうと思うが。

・日本-南中米で、中東もしくは欧州経由は可能なのか。それとも世界一周扱いになるのか。
・上記に関連して、アジアはどこから欧州経由の中南米が可能か。
・ハワイ,US-欧州は太平洋経由も可能なのか。
・世界一周の必要マイルは別建てと書いてあるが値は?
・平壌への発券制限は継続?
・シンガポール航空の一部機材のビジネスクラスに乗れない制限は残る?

で、多分変更が入るだろうと思っているのは、

・ミクロネシアのグアム以外の取り扱い
 →オセアニアと同じZoneで、オセアニア基準の必要マイルになっているので、日本からだとグアムとサイパンで必要マイル数が倍以上違うので、さすがに改定がはいるだろう。(今はスターアライアンスでは日本からのサイパンへの直行便はないが)

・ロシア極東の取り扱い
 →これはそれほど需要ないから変えないかなぁ。

これらを踏まえて他社特典でお得なルート、割高なルートを考えると、

基本的には同一ゾーン内で長距離(例:ドバイ-ヨハネスブルグ)飛べば美味しいし、短距離でゾーンをまたぐような場合(例:ソウル-大連)やゾーン内でも短距離や国内線(例:バンコク-クアラルンプールやソウル-済州島)だと不味いのだが、たまに妙な区間や極端な区間もありまして、


 お得なルート

 ・パキスタン/インド/スリランカ-中国(中国/香港/台湾(Zone3)-その他アジア(Zone4) (25000マイル))
  なぜか、その他アジア(Zone4)内よりも必要マイルが少ない。が、目的地のルールで、Zone4発でZone4内で乗り換えると、Zone4内マイルになるのでお得に行けるところは限られるが。(中国(Zone3)発はZone3でもZone4乗り換えても必要マイル数は同じ)

 ・ヨーロッパ-ロシア内陸(Zone7内 30000マイル)
  さすがに極東まではヨーロッパからの便はないが、ノヴォシビルスクならイスタンブールからの便があるので、イスタンブールがヨーロッパ扱いであればロンドンあたりから結構遠くまで行ける。
 
  ・日本-オークランド-タヒチ(Zone1B-Zone10 50000マイル)
   結構遠い割には必要マイルが少ない。あと格安券があんまりやすくない(らしい)

  ・日本-中南米を、ハワイで切って発券(通し:90000,分割:直行40000+55000)
  まーハワイに往復滞在できることと、US本土に入る空港の選択肢が増える以外のメリットはないけど。

 割高なルート

 ・韓国-中国(特に東北部)
   日本-中国よりも必要マイルが多い。

 ・日本/韓国/中国-極東ロシア
    ウラジオストクは、東京から那覇よりも近いのに、日本-ロンドンと一緒の必要マイル

 ・サイパン-日本、グアム、北米
   なぜかグアム以外のミクロネシアがオセアニアと同じZoneになっていて、オセアニア基準の必要マイル数が必要なため非常に割高。

 ・サイパン-グアム以外のミクロネシア(パラオなど)
   ミクロネシアのハブ空港がグアムなので、サイパンからほかのミクロネシアの島に行く時でもルートや乗り換えルール次第ではニュージーランド-北京と同じだけのマイルが必要になる。

さてどうなることやら。手持ちマイルが9月くらいに失効するから旧ルールでサーチャージが下がるの待ってから発券するか新ルールにするか....

2015年1月17日土曜日

4kディスプレイでHDMI経由のFullHD表示のリフレッシュレートが下がる件

 先日買ったMac mini(Late 2014)は、4Kディスプレイ(ASUS PB287Q)にHDMIでつないでいる(※DisplayportはメインPCで4K表示)のだが、なぜか、FullHDでのリフレッシュレートが60Hzにならず、30Hzになるという現象が発生。
おかげでマウスの動きがカクカクで使いにくいこと。

ほかのPCをつなぐとか、ほかのディスプレイに繋ぐとかの現象の切り分けはしてないのだが、Mac側の問題なのかなぁ。
ディスプレイの仕様上はHDMI経由でもFullHDで60Hz出せるはずなのだが、HDMIでの4Kモードの上限の30Hzを引きずってしまうみたい。

いろいろネット上で調べて見たのだが、同じ現象を発見することができず。

この4KディスプレイはHDMIとDisplayPort しかないので、DVI接続とかで逃がすこともできず、別のディスプレイは口が全部ふさがってるのでどうにもならないことになってしまって困っていたのだが。

ふと、
●Mac mini側のminiDisplayPort側にminiDisplayPort-HDMIの変換アダプタ噛ませればいけるかな?

と思ってMacBook Air用に昔買ったminiDP-HDMIの変換アダプタつないだら、無事にFullHDで60Hz表示できました(^^;)
Macmini本体にHDMIポートあるのにわざわざminiDP経由でつないでます。